諦めてはいけないテトラサイクリン変色歯のホワイトニングと補綴|ブログ|患者さんに寄り添った歯列矯正、インプラント治療なら能代にあるよつじ歯科医院

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諦めてはいけないテトラサイクリン変色歯のホワイトニングと補綴

テトラサイクリン変色歯のホワイトニングです。術前と術後の写真です。18回のホワイトニングの後上顎左右中切歯をジルコニアボンドクラウンで補綴処置しました。今回はこの症例について解説します。

諦めてはいけないテトラサイクリン変色歯のホワイトニングと補綴
諦めてはいけないテトラサイクリン変色歯のホワイトニングと補綴

上顎の右側中切歯歯古いレジン前装冠が被せてあります。これをホワイトニング18回の通院の後ジルコニアボンドクラウンに替えました。左側中切歯も被せました。統一感を出すためです。


下は笑ったところです。一番目の写真は大げさに笑ったところで、普段は笑っても歯茎の見えない方です。つまり笑うと2枚目の写真のように歯が見えます。

諦めてはいけないテトラサイクリン変色歯のホワイトニングと補綴
諦めてはいけないテトラサイクリン変色歯のホワイトニングと補綴

この患者さんも他院で『削って被せないと白くできない。』と言われました。それでも諦めず調べて当院へたどり着きました。

この患者さんのテトラサイクリン変色歯は黒がきつめでかなり難しい部類に入ります。それでもここまで白くなりました。
真っ白にはなりませんがかなりいい線行ってます。

下の写真はジルコニアボンド製作の為の色合わせの2回目の写真です。何故か送られてきた技工物が指示通りの色ではなくA4ぐらいになっていました。この後この写真を基に制作し直しました。A3と金属に彫ってある色見本は日本人の標準ですから。如何に白くなったか判ると思います。


諦めてはいけないテトラサイクリン変色歯のホワイトニングと補綴

この後、やり直しで色をもっと白くして制作したのが下の写真です。

諦めてはいけないテトラサイクリン変色歯のホワイトニングと補綴

色はまずまずですが透明感が足りません。透明感を強くしてもらい、薄くバンディング(帯状の変色)を付けてもらったのが下の写真です。これで終了としました。これ以上やり直しても大差がないと判断しました。



諦めてはいけないテトラサイクリン変色歯のホワイトニングと補綴

比較の為に初診時の写真をもう一度出します。

諦めてはいけないテトラサイクリン変色歯のホワイトニングと補綴

どうです。テトラサイクリン変色歯も結構白くなります。ホワイトニングを諦めてはいけません。

今回のジルコニアボンドクラウン製作過程の補足を以下に述べます。
上顎中切歯はメタルコアが入っていたので除去し、レジンコアに替えました。ファイバーポストにしたかったのですが歯質が少なく維持に不安があったので、スクリューピンを使いました。残念なことに金属イオンが浸透し残存歯質がグレーに変色していました。そのグレーが若干ジルコニアボンドクラウンから透けて見えます。しかし、これはフラッシュが当たると歯頚部で目立つだけで実際は笑ったときは歯茎が隠れていますので目立ちません。もし歯茎が見えても、フラッシュが当たるわけではありませんから目立ちません。

天然歯はホワイトニングで透明感が増したので
ジルコニアボンドクラウンは透明感を強めるためにジルコニアコーピングを薄くしてエナメルをかなり厚くする必要がありました。色だけではなく素材感を天然歯に近づけるためには土台と被せ物の両方で光の透過率を高める必要があったからです。更に統一感を出すために歯頚部に薄くバンド状の変色を付けてあります。

気になる金額はホワイトニング18回の通院で226,600(税抜価格206,000)

ジルコニアボンドクラウン2本160,600(税抜き価格146,000)



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