Allon4を希望した患者さんです。
初診で『Allon4をやってくれ』と来院した患者さんです。

口腔内を拝見すると上顎ではallon4は不可能であると判明しました。上顎骨が細すぎました。歯周病は悪くありませんでした。が、上顎の残存歯牙は状態がよくありません。歯周病が進み歯根が露出しています。歯根の1/2以上歯槽骨の吸収が進んでいます。左上5番は根尖病巣があります。
治療計画は複数の案を患者さんへ提案しました。
提案の上で患者さんは上部構造は3ピースのインプラントブリッジを選択しました。
インプラント治療の前段階として上顎の補綴物を全て外しブリッジの仮歯を装着しました。
そして上顎の手術は2回に分けて行いました。

上のパノラマX線写真は上顎の1回目のインプラント埋入手術直後のものです。
上顎の一回目の手術後、上顎には残存歯のブリッジの仮歯を戻し6か月の待機期間を設けた後2回目の上顎のインプラント埋入手術を実施しました。
上顎の右側5番、1番、上顎左側1番を抜歯即時インプラント埋入しました。
埋入後インプラントのブリッジの仮歯を装着して6か月抜歯即時埋入したインプラントの2次手術となりました。
下は上部構造装着後の写真です。

口腔内写真はこちらです。http://yotsujisika.space/dokuji2/archives/243