テトラサイクリン変色歯 ホワイトニング 能代市 北秋田市 大館市 秋田市 審美歯科
テトラサイクリン変色歯のホワイトニングです。従来不可能と言われたものでもここまで可能です。写真はホワイトニング前後の写真です。


上はホワイトニング前、下はホワイトニング後の写真です。
術前の写真では薄汚れた黄色の下に象牙質が黒とダークブラウン~ライトブラウンに変色したものが透けて見えます。。象牙質が黒からグレーに変化しているのが分かります。 難しい症例です。
この時からどうやらエナメル質の色素分解だけでなく象牙の色素分解がなされえているのではないかと推測していましたがどうやら当たっているようです。
ホワイトニングは歯の表面に活性酸素、フリーラジカルを生成し、それがエナメル質表面の欠陥に入り込んで欠陥内の色素、エナメル質の色素を分解するものです。歯の構造を考えると歯頸部(歯茎に近い部分)はエナメル質が薄いのだから象牙質にフリーラジカルが到達しても不思議はないと思っていました。
この症例は2014年の古いもので現在は術式、機材が改良されさらに効果がupしています。
つい20年前まではテトラサイクリン変色歯はホワイトニング不可能で削って被せないと治せないと言われていました。確かに現在でも黒が強い症例は白くならないものがあります。
現在ではテトラサイクリン変色歯の7割はこの症例と同程度かそれ以上に白くできると思っています。