矯正症例72 AngleⅢ級叢生|ブログ|患者さんに寄り添ったインプラント治療なら能代にあるよつじ歯科・インプラント矯正歯科クリニック

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矯正症例72 AngleⅢ級叢生

治療開始年齢23歳2か月

治療期間2年8か月、来院回数41回、抜歯部位:上顎左側4番、上顎右側5番、下顎左右5番
マルチブラケット法による歯列矯正、保定:上下顎Bond-A-Splint、Beggタイプリテーナ―
治療費88万(税別) 

矯正症例72 AngleⅢ級叢生
矯正症例72 AngleⅢ級叢生

 この症例は結構難しい症例です。抜歯部位の選定に非常に悩みました。術前の写真を見て貰うと分かって頂けると思います。下顎の左右5番がカリエスで黒ずんでいます。そこで5番を抜歯しました。下顎の5番抜歯と同時に6番をslowextractionの予定で抜髄してあります。言い換えれば、下顎左右の6番は抜歯前提で治療を勧めたのですが、治療過程で結局は6番を残すことになりました。そこで下顎の左右6番はe-maxインレーで歯冠修復してあります。
 下顎の左右4番がローテーション気味に見えますが、4番の遠心面の形態と6番のコンタクトポイントの形態を、歯列の安定性から検討すれば、ローテーション気味で良いと判断できます。
 今回は下顎の大臼歯にropetieを用いて微調整を行いました。その結果前歯、臼歯とも良好な咬み合わせが確立されました。

   歯列矯正には以下のリスクを伴う場合があります。


歯列矯正をすることで虫歯、歯周病のリスクが高まります。歯根吸収、歯肉の裂開、歯肉の退縮、ブラックトライアングルの出現の可能性があります。
治療期間が予定より長引くことがあります。動的治療終了時の歯列は永久に保持されるものではなく、経年的に多少なりの変化があります。


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