セルフライゲーションブラケット
セルフライゲーションブラケットを導入しました。これにより患者さんは捩った結紮線の起き上がりで唇の内側が切れたり、刺さったりすることがないばかりか、ワイヤーの着脱が短時間でできます。

ブラケットにメインアーチワイヤーを結紮するときに細い針金を使います。針金を捩って切ります。切り残った2~3mmの捩り部分をワイヤーの裏へ入れるのですが、これが歯磨きで表へ出る場合があります。すると唇の内側が切れたり、唇の内側に刺さったりする場合があります。
患者さんにとっては大変不快ですよね。セルフライゲーションブラケットを使用するとこのような事態を避けることができます。
何故なら
針金を使わずワイヤーをブラケットに留めることができるからです。ブラケットスロット(ワイヤーが収まる部分)にワイヤーを入れてシャッターが下りる仕組みになっています。
セルフライゲーションブラケットにより時間が大幅に短縮できます。時間の短縮は患者さんにとっても、医院側にとっても有益となります。ワイヤーの着脱が各15秒でできます。
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